家族の思いと一緒に育っていく家づくり。
人がクラス家は自然を感じることができる昔ながらの木の家が一番いいと考えています。
単に住むだけのものでなく、大黒柱に子供の伸長を刻んだように、コンクリートの家では単に傷や汚れになってしまうものが、木の家では味となり大切な家族の歴史となります。当社は木造の注文住宅を専業にしていますが、できた家の柱一本に至るまで愛着を持ってもらえるように、お客様を森へお連れし実際に木を見てもらい、木材の加工・乾燥を見学していただき、自分の家に使う柱を選んでいただきます。こうして、木や森を育てることについて学んでいただくとともに、家造りに参加していただいています。
最近は家の構造も洋室中心でリビングやダイニングを広くとる形に変わり、柱のない広いスペースを作るので、木造住宅は耐震構造上の弱点があると言われていました。従来は筋交いという耐力壁を利用して耐震構造にしますが、当社では日本の伝統技術を活用し、東濃桧の大黒柱4本組み合わせ、「構造」で耐震性を造りだす仕組みを考案しました。木造住宅は地震に弱いと思われていますが、この「耐震シェルター工法」の耐震実験を行ったところ、予想以上の耐震性を得ることができました。製材組合を通じて、森林の管理が行き届いた東白川村森林組合と出会うことができました。製材組合と連携して良質の材木を算出してくれます。両組合と連携して木造住宅の普及と発展を目指しています。